2-2 古家付き土地という選択肢
土地探しの選択肢を広げるためには、
「売地」だけでなく「売家」も含めた検索が有効です。
更地の場合、建築条件付きという縛りがあるケースも多いのですが、
「売家」つまり古家付き土地の場合、
建築条件がついてくる心配はありません。
建築条件でハウスメーカーを指定されてしまうと、
建てる家の方向性がそこで決まってしまうので、
よほど気に入ったハウスメーカーである場合を除き、
建築条件付き土地の購入は慎重に考えた方が良いでしょう。
さらに、古家付き土地の場合は、
すでに建っている家の状態から地盤の良し悪しがある程度わかるので、
地盤の弱い土地を掴んでしまう可能性が低いというメリットもあります。
一方で、古家付き土地を購入する場合には、
更地とは異なる次のような注意点があります。
1.古家を取り壊す費用がかかる。
我家の場合は、2階建て床面積100平米の建物の解体に180万円ほどかかりました。
この費用が掛かることを前提に、
土地購入の際に値引き交渉をすると良いでしょう。
2.古家の滅失登記が必要
古家を取り壊したら、建物がなくなったことを示す
「滅失登記」という手続きが必要になります。
大手ハウスメーカーなら先方で手続きしてくれるかもしれませんが、
当然ハウスメーカーに手数料を取られています。
法務局で案外簡単に手続きできるので、
自分でやることで費用が節約できます。
具体的な方法は>>建物(古家)を取り壊したら滅失登記
3.古家の値段は住宅ローンの対象外となる
住宅ローンを利用して古家付き土地を購入する場合に、
土地購入費用はローンの対象に含まれますが、
古家の値段は対象外となります。
ですので土地購入契約書の内訳に、
古家の価格はゼロであることを明記しておく必要があります。
以上のような点に注意しておけば、
古家付き土地は悪くない選択肢と言えます。
次の記事>>2-3 国交省から届く不動産取引アンケート調査票
「売地」だけでなく「売家」も含めた検索が有効です。
更地の場合、建築条件付きという縛りがあるケースも多いのですが、
「売家」つまり古家付き土地の場合、
建築条件がついてくる心配はありません。
建築条件でハウスメーカーを指定されてしまうと、
建てる家の方向性がそこで決まってしまうので、
よほど気に入ったハウスメーカーである場合を除き、
建築条件付き土地の購入は慎重に考えた方が良いでしょう。
さらに、古家付き土地の場合は、
すでに建っている家の状態から地盤の良し悪しがある程度わかるので、
地盤の弱い土地を掴んでしまう可能性が低いというメリットもあります。
一方で、古家付き土地を購入する場合には、
更地とは異なる次のような注意点があります。
1.古家を取り壊す費用がかかる。
我家の場合は、2階建て床面積100平米の建物の解体に180万円ほどかかりました。
この費用が掛かることを前提に、
土地購入の際に値引き交渉をすると良いでしょう。
2.古家の滅失登記が必要
古家を取り壊したら、建物がなくなったことを示す
「滅失登記」という手続きが必要になります。
大手ハウスメーカーなら先方で手続きしてくれるかもしれませんが、
当然ハウスメーカーに手数料を取られています。
法務局で案外簡単に手続きできるので、
自分でやることで費用が節約できます。
具体的な方法は>>建物(古家)を取り壊したら滅失登記
3.古家の値段は住宅ローンの対象外となる
住宅ローンを利用して古家付き土地を購入する場合に、
土地購入費用はローンの対象に含まれますが、
古家の値段は対象外となります。
ですので土地購入契約書の内訳に、
古家の価格はゼロであることを明記しておく必要があります。
以上のような点に注意しておけば、
古家付き土地は悪くない選択肢と言えます。
次の記事>>2-3 国交省から届く不動産取引アンケート調査票
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