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5-1 長期固定ローンはフラット35を選ぶべきか

低金利が続く現在、住宅ローンも固定金利を選ぶ方が増えているようです。

20年以上の長期固定で考えた場合には、フラット35が最も低金利で魅力的に見えます。

ただし、フラット35は事務手数料が高めの上、団信保険料が別途かかるので、他の民間住宅ローンと比較するときには、これら諸費用を含めた総額で考える必要があります。

たとえば、フラット35取り扱いシェア第1位のARUHIでは、事務手数料が融資金額の2.16%なので、2000万円の借り入れの場合は43.2万円。これがソニー銀行では一律43,200円とARUHIの1/10の事務手数料となります。

また、団信保険料は2000万円を20年、1.1%で借りた場合、総額約76万円となりますが、民間銀行のローンの場合は、金利の中に団信保険料が含まれているので、この費用が発生しません。

一方でフラット35では、長期優良住宅が金利優遇を受けられるというメリットがあります。

現在フラット35の金利(21年以上)は1.10%ですが、長期優良住宅では当初10年間の金利が0.80%に優遇されます。

注文住宅であれば長期優良住宅の認定を受けられるケースがので、優遇金利までを含めた上で、民間ローンとフラット35の有利な方を選ぶと良いでしょう。

なお、長期優良住宅の金利優遇は政府の補助金のようなものなので、年度後半になると受け付け終了となってしまうことに注意が必要です。

土地の固定資産税の場合もそうですが(→こちら)、住宅を建てるときにはスケジューリングがとても大切になります。

次の記事>>5ー2 住宅ローン減税のための確定申告のやり方
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